鉄分不足を補う為に、鉄の調理器具や鉄玉子などをお使いの方は多いと思いますが、
取り扱いが大変で、持て余す方も少なくありません。
もっと手軽に鉄材を使ってみませんか?

鉄と健康について

鉄分補給で元気いっぱい

鉄とは

元素記号Fe 原子番号26の遷移元素 … といった説明は、他のサイトや専門書籍におまかせしますが、その物性を知る知らないにかかわらず、鉄は私達にとって最も身近な金属の一つです。

地殻から鉄鉱石として産出される以外にも、隕鉄として宇宙から降ってくる事もあり、広く自然界に存在する金属です。

人類にとっては、農機具や工具,機械や建造物などの材料であり、産業になくてはならない金属であるとともに、身体の隅々に酸素を運ぶ役割を担っています。

体内に3~4g存在する鉄は、約7割が赤血球中のヘモグロビンの成分として存在しており、肺で酸素と結びついて血液に乗って循環し、身体の隅々の組織へ酸素を送り届けるといった重要な仕事を日々行っています。

体内の鉄は、飲食によって摂取しても吸収されにくい一方、吸収された鉄は血液の他にも脾臓や肝臓に貯蔵され、排泄されにくいものです。

【鉄分補給】鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血とは

鉄分が十分摂りきれていないと、血液中の赤血球やヘモグロビンが作られず、鉄欠乏性貧血と呼ばれる鉄不足が原因で起こる貧血の状態になります。

貧血とは、血液中の赤血球の数やヘモグロビンの濃度が低い状態のことを言い、貧血の80~90%が鉄欠乏性貧血です。

1日に摂るべき鉄の推奨摂取量は、
中学生で、男子11.5mg,
女子14.0mg
成人では、男性7.5mg,
女性10.5mgと言われています。
バランスの良い内容の食事を心がけていても、吸収される鉄はそのうちの1割弱程度にすぎません。

赤血球の寿命はおよそ4ヶ月程度と言われ、日々の鉄分の供給不足によって貯蔵鉄が使い果たされて初めて貧血の症状が顕れるので、今の鉄欠乏性貧血は、数か月以上前からの鉄不足に由来するものです。

しかし、鉄分を摂取したからといってすぐに体調が良くなるというものでもないため、日々必要量の鉄分を摂る事は、思いのほか難しいと言えるでしょう。

【鉄分補給】鉄分不足による症状

鉄分不足による症状

酸素を運ぶために必要な鉄分が不足していると、体の必要な場所に酸素が充分行き届かなくなるため、それを補うために心臓や肺が一生懸命に働くことになります。

それにより、身体を動かした時の動悸,息切れ,疲れやすくだるい,首や肩のコリや頭重感,耳鳴りなどの症状が起こりやすくなります。

爪が割れやすく、ひどい時は反り返る,口の端や舌が荒れる,髪が抜けやすい,肌がカサカサする,などの症状も、鉄分不足の症状として知られています。

貧血がゆっくりと進んだ場合など、これらの症状がほとんど顕れないこともあります。

ダイエットや偏食による鉄分の摂取不足の他に、生理によって血液を失ったり、体内で出血が起こっているなど、鉄分の必要量が増えているにもかかわらず、供給が追いついていない場合も原因としてあります。

消化性潰瘍やガンなどが出血原因である場合もあるため、これらの症状が長引く場合は医療機関を受診しましょう。

鉄のヘッドのキッチンお玉について

鉄のヘッドのお玉【鉄分補給】鉄のフライパン

鉄の調理器具の利点と欠点


■ 文部科学省2015年12月25日付発表の「日本食品標準成分表2015年版 (七訂)」に掲載された「ひじき」の可食部100g当り鉄分含有量は「鉄釜だと58・2mgの鉄分を含むが、ステンレス釜だと6・2mg」とあり、これまで摂りにくい鉄分を豊富に含むと信じて、せっせとひじきを食べていた多くの女性がショックを受けたようです。

ひじきに関しては調理器具(鉄鍋)由来の鉄分が成分として量られていたわけで、このように調理法によって鉄分量は大きく変わることが明らかになりました。

日本食品標準成分表2015年版(七訂)

■ 鉄製の調理器具が見直される中で、岩手の伝統工芸品である南部鉄器が注目され、鉄瓶,茶釜のみならず、南部鉄のフライパン,鍋,急須,シチューパン,ご飯釡など、鋳造鉄のモダンな調理器具がたくさん作られています。

お湯を沸かしたり調理するだけで、水道水中の残留塩素を減らしたり、お茶の渋み成分を減らしたりして、お湯の味はまろやかになりますし、日々少しづつ鉄分を摂取する事になります。

■ 熱容量の大きな厚手の鉄は冷めにくく、鉄分も摂れて、調理する上では理想的な鉄ですが、欠点もあります。

取り扱いに苦労するとすれば、主にその重さと錆の処理でしょう。

鋳鉄の大きめサイズのフライパンは2Kgほどもあり、ホイホイ振る事などおいそれとは出来ません。

鋳造ではない鉄板を用いたフライパンならば中華鍋のように振る事も可能ですが、使用後迂闊に流し台に放置などすると、生まれたての赤錆びがステンレスに移ったりと、鉄であるからには錆と縁は切れません。

錆び付きや焦げ付きを防ぐために「油ならし」を行うなど、上手な使い方にも手間やコツが必要だったりもします。

鉄のヘッドのキッチンおたま【鉄分補給】玉が鉄板のお玉

ヘッドが鉄のお玉について


■ 鉄分が不足しがちな忙しい女性のために考案,製作した 玉(ヘッド)部分が鉄板で出来ているおたまです。

先のような理由で鉄の調理器具を持て余してしまう方には、鉄茄子や鉄玉子など、鉄分補給に最適な南部鉄の商品があり、ナスの色出しや貝の砂出し,やかんに入れてお湯を沸かしたりと何かと重宝で、我が家でも昔から愛用しておりオススメできます。

ところがこれにも難点があって、沸かしたお湯から取り出す時に熱くて持ち難かったり、錆びた鉄の置き場に困ったりと、取り扱いに困る事があります。

『 持ち手があったり、
フックに引っ掛けられると楽なのに・・・。』

■ そこで、鉄製のフライパンと同じ 薄い軟鋼板(鉄板)をヘッドにした 鉄のおたまが出来ました。

ヘッド部分の直径は8センチ。一般的なお玉と同じ形状,サイズです。

◎ お湯を沸かす際、鍋ややかんに入れて鉄分補給に。
◎ 黒豆の色付け(錆びた鉄釘の代わり)に。
◎ 鉄の調理器具が手に余る方に。
◎ 琺瑯やステンレスの調理器具をお使いで、鉄分補給が気になる方に。
◎ 煮物やお味噌汁,ラーメンの鍋に。

■ ものつくり,食器の町、新潟 燕の町工場に依頼して 少量生産されたおたま杓子です。

【使用方法】
● 普通のキッチン用お玉と同じようにお使いください。

【お手入れ方法】
● 黒皮(黒錆)が剥がれた部分から段々と 褐色に粉を吹いたように錆び(赤錆)ますが、錆自体は吸収されず無害なものです。
気になる時は軽く洗い流して濃い(渋い)お茶で煮て乾かしてください。タンニン(渋味成分)と結びついて黒くなります。

● 濡れたまま他の調理器具と一緒に保管したりせずに、よく乾かして保管してください。


【鉄分補給】鉄を調理に使って鉄分摂取

商品の特色とご注意


◆ やかんや鍋の蓋は閉まらなくなります。
ハンドルの持ち手部分が熱くなりますのでご注意ください。

◆ ガラスや陶器,琺瑯の面に強く当てないようご注意ください。
また、テフロンやフッ素加工の鍋には使用しないでください。

◆ 鉄のお玉を入れて沸かしたお湯を お茶や紅茶,コーヒー等に使うと渋味が減り 味がまろやかになりますが、渋味成分(タンニン)が鉄と結びつくため 沈殿が生じたり、風味が損なわれる場合があります。

◆ お玉のヘッド部分の鉄の表面は 黒皮(黒錆)と呼ばれる酸化皮膜に覆われていて赤錆びになりにくくなっていますが、使いはじめのうちは特に、黒皮が剥離してお湯に沈むことがあります。
害はありませんが、一度よく煮沸して洗ってから使い始めると気分が良いでしょう。

◆ 鉄分は、調理器具の種類や使用方法等によって溶出する量が違い、摂取できる量にも違いがあります。
この商品は 鉄釘や鉄玉子などの代用とお考えください。

◆ お玉のハンドル 及び、お玉のヘッドとハンドルを留めているリベットは ステンレス製,ハンドルの持ち手は木製です。

◆ ヘッドの角度は 一般のお玉よりも浅くなっていますが、ハンドルが板状のステンレスですので、力を込めて曲げる事が可能です。

◆ 【鉄のヘッドのキッチンおたま】は、異種金属の電気的接続によって、鉄のイオン化(溶ける)促進を図っていますので、ハンドルのステンレス部分と、お鍋ややかんの材質が 銅やステンレスなど金属の場合、鍋底のお玉と接している部分の周囲に、鉄の赤錆の色が付着します。
鉄メッキのようなもので無害ですが、美観を損ねます。気になる方はご注意ください。

◆ お玉リレーに使用する場合、ヘッドの角度が浅いので不利になる場合があります。
その代わり 磁石を使ったインチキを行う事が可能です。ご注意ください。

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【 重い 】鉄のヘッドのキッチンおたま【 錆びる!】

手軽に鉄分摂取

私は、日々施術に当たる中で出会う不定愁訴のうち、多くの割合の女性が体内の貯蔵鉄不足や 鉄欠乏性貧血に由来すると疑われる体調不良に悩まされていて、なおかつそれが鉄不足の症状の一つである事に本人が気づかず、血清鉄や血清フェリチンの検査を受けずに 場当たり的に整体等の民間療法のはしごをしているケースを数多く目にしてきました。


鉄は、古くから人間だけではなく動物や植物にとって必須の元素として地上に存在し、道具として使われる以外にも様々な自然現象の中で大きな役割を担っています。

医食同源といいますが、どんなに優れた療法であっても、適度な運動や休息,バランスの取れた食生活の代わりになり得るものではありません。

今の身体に不足している元素があるならば、それを少しづつでも補う事が将来の健全な身体を作る基となり、それは何か別のもので代用できるものではないのです。

鉄分の不足が引き起こす症状は貧血だけではなく、鉄不足は うつ症状やパニックとも相関があると言われており、今日 理想の食事内容とされる『高タンパク・低糖質・過不足の無いビタミン+鉄分等のミネラル』を実現する上で、鉄の調理器具を見直す機運が高まってきています。


鉄分を摂るための鉄玉子や鉄鍋の代わりに 同じく鉄で出来ている中華用お玉を普通の鍋で使うといった手段もありますが、大きさや角度が違って使いにくいですし、鉄玉子などを鍋に出し入れする際には 往々にしてお玉でやりくりすることになってしまいます。


【 鉄のヘッドのキッチンおたま 】は、錆びや汚れを嫌い、過度に清潔感を求め続ける近年の私達にとって、もっと身近に使い勝手の良い鉄材を置いて、日々の飲食でわずかづつでも鉄分摂取を心がけたいという想いから、食器の町 新潟県燕市の町工場の協力を得て、お玉の玉部分だけが鉄で出来ているお玉杓子が生まれました。


錆びにくくするために 玉部分には酸化被膜(黒皮)ができていますが、油を馴染ませるような使い方をしないお玉ですので、必ず錆びて、接触しているステンレスの食器等に錆が移ります。
濡れたまま他の調理器具と一緒にしたりせずに、よく乾かして保管してください。


【 鉄のヘッドのキッチンおたま 】は、以下の販売サイトで在庫確認ができます。


  • 【鉄分補給】
    鉄のヘッドのキッチンおたま
  • 鉄のヘッドのキッチンおたま
  • 1980円
  • 【サイズ】約288×67×80mm
  • 【重量】約90g
  • 【材質】ヘッド: 鉄 ( SPHC鋼板0.8mm )
    ハンドル:ステンレス18-0(SUS-430)/ 強化木
  • 【生産国】 日本製 / 燕市
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