飛沫対策や手洗いマスク等の対策について
twitter上で見つけた有益な情報なのでシェアします。
イラストで説明が完結しているので、1ページづつ羅列します。
ゲーマー放射線科医 PKA さんの 2020年12月18日 のtweet(↓)
「やさしい新型コロナ対策のスライド」を公開します。大きな間違いはないと思いますが、多少独自考察も含んでますし、現在進行形の事案なので早くに古びる可能性もあります。その辺了承の上でご参照下さい。
人間は飛沫を出している

大きい飛沫
- 普通の呼吸ではあまり出ない。
- くしゃみ、せきで大量に出る。
- しゃべってもそこそこ出る。
- 大きい声を出すと多く出る。
- ほぼ前方に飛び短時間で落ちる。
- 案外高速で遠くまで飛ぶ。
- 目にはほとんど見えない。
- ウイルスが大量に含まれうる。
小さい飛沫
- 普通の呼吸でも出る。
- くしゃみなどでも当然出る。
- 空気の動きに流される。
- やや長時間、空気中をただよう。
- マスクなどと顔のスキマを通る。
- マスクのフィルタも少し通る。
- 寒い日は出た直後だけ見える。
- ウイルス量は少ないが感染性はある。
マスクは飛沫を大幅に減らす

大きい飛沫はマスクで止まる
小さい飛沫も大幅に減る
- ただし、顔とのスキマからは出る。
- フェイスシールド類はだだ漏れ。
- マスク自体も少し通る(性能による)
性能は、N95 >> 不織布 > 布 >> ウレタン
※ N95は普段使いに向かず、ウレタンは性能が低いので、普通の人は不織布か布を使おう。
新型コロナは飛沫で広がる

飛沫にはウイルスが入ってる
- 感染してる人の唾液の飛沫を直接吸い込む、目に入るなどで、コロナに感染する。
- 症状のない感染者もいるので、誰からもらうか分かったもんじゃない。
一番重要な感染ルート。 - 便にも大量のウイルスが含まれるので、トイレではちゃんと手を洗おう。(水を流す時に結構飛ぶ)
- ウイルス以前に汚いので、とにかく手は洗え。
飛沫は壁や物にもつく
- ウイルス入りの飛沫が付いた壁や物に触れて、その手で顔や食べ物に触れることでも感染は起こる。
- 手についたウイルスには手洗いが一番有効。
- 消毒なら70%前後の高濃度アルコール。
それ以外の消毒は気休め。
飛沫は食べ物にも入る
- 談笑してる真ん中に置かれた大皿のおつまみとか、他人の飛沫ごと食べてるようなもの。
そりゃあ飲み会はヤバいよね。
他人を見たら飛沫と思え

- 三密回避も、マスクも、手洗いも、すべては飛沫対策
- 2mくらい離れてれば、お互いに飛沫の大半を避けられて、感染リスクはかなり下がる。
「三密」がなぜ危ないのか(1/3)

密集:多くの人が集まった状態
- 同居家族でない人が大勢いると、感染者がいる可能性が高くなり、感染が起こると大勢に広める。
- 同居家族が接触を避けるのは難しいので、「どうせ家族はうつしあう」と考えてひとかたまりで考える。
- 1つの家族で密集してるのは問題ないが、違う家族からたくさん集まってると危ない。
「三密」がなぜ危ないのか(2/3)

密閉:狭く換気の悪い空間
- 換気が悪いと、小さい飛沫が長時間ただよってしまうため、もし感染者がいるとうつりやすい。
- 換気が良好なら、小さい飛沫が短時間で洗い流されるので、もし感染者がいてもうつりにくい。
「三密」がなぜ危ないのか(3/3)

密接:個人間の接触が近く濃厚な状態
- 距離が近かったり長時間話してたりすると、他人の飛沫により多く濃厚に接してしまい、感染してしまう可能性が高くなる。
- 「三密」が全部揃った中に感染者がいるとえらいことになるが、「密」はそれぞれがリスクを上げるので、揃わなきゃいいってものではない。
日常の感染対策(屋外)

- 混んでない屋外なら、特段の感染対策は不要。
マスクも外して問題ない。 - 混んでる場所や同居家族意外と歩く時は、屋外でもマスクをすること。
- 極端に混んでる場所は、屋外でもできれば避ける。
日常の感染対策(屋内)

- 公共性のある施設内など他人のいる屋内では、基本的にマスクすること。
- 職場などで、自分専用かつ対人距離が十分ある場所なら、マスクなしも可。
- 施設や店舗に出入りする際は、可能なら手洗いを、
無理なら高濃度アルコールで手を消毒するのが望ましい。 - 商品や公共物に触れるのは、支障のない範囲で控える。
- 場を管理できる立場なら、時々換気をする。
日常の感染対策(接客業など)

- 不特性多数と接する職業の人は、マスクをしない人の相手もする可能性が高いので、大きい飛沫への対策も必要。
- ビニールカーテンやフェイスシールドは、大きい飛沫対策に有効だが、小さい飛沫には効果が乏しいので、必ずマスクも併用する。
- マウスシールド(透明マスク)は、自分が出す大きい飛沫以外にはほぼ効果がないので、口が見えないと困る職種で人から離れて使う以外の用途はない。
日常の感染対策(飲食店など)

- マスク着けっぱなしは無理があるので、他人と一緒に利用するのは避ける。
- 単身あるいは同居家族だけなら大きな問題はないので、お店が困らないよう、むしろ積極的に利用しよう。
- ただし、同じ席を他の客も使うので、無理ない範囲で会話は控えめにして、テーブルなどが既に汚染されている可能性にも一応気をつけた方がいい。
- どうしても他人と会食するなら、食事中は黙って、食前と食後にマスクを着けて会話を。
日常の感染対策(職場の忘年会など)

やめろ。
避けた方がいいイベントの例

職場などの忘・新年会や 友人とのクリスマス会など 他人の参加する飲み食い
- 人は酔うと大胆かつ雑になるので、お酒の出る席は特にヤバい。
- 年始に集まる別居家族や親戚も、距離を詰めてくるので要注意。
混んだ初詣や成人式など 不特定多数が集まる催し
- 大勢いれば感染者も多分いるので、ちょっとしたロシアンルーレット。
- 初詣を人生ラスト詣にしないように。
感染多発地域と それ以外をまたぐ旅行
- 旅行が必ずしも悪いわけではないけど、旅行中は浮かれて油断しやすく、感染を運んでしまう可能性がある。
- 多発地域の人は収束まで遠出せず、それ以外の人は多発地域を避けて、同居家族だけで静かな旅行を。
なんちゃって感染対策たち

着けっ放しの手袋
- 交換も消毒もしない手袋は、レジ係の手の傷しか守らない。
謎消毒液
- 「いい商材」なので怪しいのがいっぱい。
手を荒らすだけのも。
空間除菌
マスク代わりの透明シールド
消毒剤噴霧
- 原理的に効果に期待できないし、消毒剤が本物なら肺を痛める。
肺はデリケートだからやめろ。
無効な「感染対策」はリソースの無駄遣いな上、安全と誤認させることで逆に感染を助長する。
これらを使って「万全の対策をした」とか言ってる人は、全く分かってないので要注意。
手洗いとマスクの「お作法」

手洗いは入念にやるに越したことはないし、マスクも慎重に扱うに越したことはないけど、面倒になって手を洗う回数が減ったり着けなくなったりしたら本末転倒。
- すごく入念に洗わなくても、洗えばウイルスは大部分が落ちる。
- なので、普通の時に手洗いするなら、石鹸などで全体をもみ洗いして、しっかり洗い流せばとりあえず合格。
(目安は石鹸10秒、流水15秒) - 入念に時々洗うよりも、多少雑でも頻繁に洗おう。
- マスクの扱いにうるさい人もいるけど、他人の飛沫が自分のマスクにつく状況はそんなに多いわけじゃない。
- 口に付くものとして許容できる程度に清潔に扱えば、普段使いとしては合格。
- 人混みにいた後などは、他人の飛沫を吸着してる可能性があると見なして、慎重に扱う(or 交換する)。
- 他人のマスクは触れないこと。
最後に

- GO TO が感染を増やすだの、半端な検査が感染を増やすだの言うけど、結局のところ感染を増やすのは「油断による感染防護の緩み」です。
- ワクチンなどの進展で、新型コロナが怖くなくなることに期待しつつ、手洗い、密の回避、マスクの着用といった基本を各自が徹底することが、新型コロナの早期収束を促し、結果的に経済も助けます。
- 正直めんどくさくて大変な世の中になってしまいましたが、ヤケクソにならずに地道にやりましょう。
- あと、感染してしまった人を責めてはダメです。
小さな油断と運の悪さが重なれば、あなたも感染します。
なお、スライド画像の二次利用ですが、非商用なら無断でご自由にどうぞ。ただ、自分で作ったことにはしないでください。
あと、使ってるフォントは「TK-takumi書痙フォント」といいます。いいフォントなのでみんな買ってね。 https://slimedaisuki.com/blog-entry-2475.html
・・・とのことです (*'▽')
蛇足ですが、スライド画像がスマホ画面で縮小されて読みにくい時のためにテキストを起こしました。
ゲーマー放射線科医 PKA さん ありがとうございますm(__)m
以下は私見です
「なんちゃって感染対策たち」にあるように、気休めと言うか「対策してますポーズ」をよく見かけますが、そういった環境に感染力を持った人が入り込んだら「小さな油断と運の悪さが重なれば、あなたも感染」する事になりますね。
過去記事でも書きましたが、『感染対策は万全』とか言っちゃっている店舗などがありますが、感染者が出ていないのは対策が万全だからではなくて、たまたま感染力のある人がウイルスを持ち込んでいなかっただけなんだと思います。
言い訳っぽくなりますが ちょっと補足
補足とはおこがましいのですが、うちの対策の穴になっている点について少し・・・
- 「エタノールは70%」について
エチルアルコールは水との比率が 7:3 の時が一番ウイルスのエンベロープを破壊する力が強い(疎水基が水分子を中心に外側を向くため)ということなのですが、アルコールは水よりも揮発性が強く、液体を見ただけでは濃度がわかりません。
うっかりするとアルコール分だけが蒸発して、水しか残っていない(アルコール濃度が下がっている)可能性があります。
エタノールやイソプロパノールは、濃度が50%程度あれば効果を及ぼすのに必要な時間(10秒とか1分とか)が長くなるだけで作用自体はあると言われています。
うちでは、エタノール濃度の高いもの(無水エタノールや95%エタノールを足して80%程度にします)を手指の消毒用に使い、市販の濃度が低目(65%など)のタイプは手に触れる箇所の消毒に使っています。
なぜなら、人によってエタノールを手指に付けるとすぐに両手を激しくこすったりして気化を促進するような動作をするので、皮膚に接触している時間が短くなる場合があるからです。 - 季節で流行るノロウイルスにはアルコールが効きにくい
コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同様エンベロープウイルスで、アルコールでエンベロープ(油性の容器のようなもの)を壊すことで感染力を無くすことができるので、消毒しやすいウイルスと言えるでしょう。
片や嘔吐下痢を引き起こすノロウイルスは、個数が少なくても感染しやすい上、エンベロープを持たないウイルスなのでアルコール消毒が効きにくいといった特徴があります。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液や大豆アミノ酸由来の界面活性剤を使うのは、コロナウイルスやインフルエンザウイルス以外のウイルスや細菌,真菌等による感染を防ぎたいからです。 - 次亜塩素酸水について
次亜塩素酸ナトリウムを酸で中和して作っても、電解液を電気分解して作っても、液体内で作用できる塩素濃度は不安定なので、どれだけ有効な濃度を持っているのかはその都度計測するなりしないと分かりません。
揮発して薄まってしまうエタノール溶液よりも扱いにくいので、気休めだと思って当てにしない方がいいかも知れませんね (;'∀') - 換気について
真冬と真夏は窓開け換気で冷暖房コストが上がるので、常に開けっ放しで風を通すわけにもいかず、室内のマイクロ飛沫をいかに薄めるかが問題なのですが、ここはマスクで隙間なく鼻口を覆う事と、喋らない事、といったローテクで原初的な「なるべく飛沫を出さない作戦」が大事な時季ではないかと・・・
うちの換気は窓少し開け隙間風と換気扇排出換気ですが、人がいない隙間時間でガバっと開けて寒風を入れます (^^;
すると、気温も下がりますが一気に湿気が無くなるので、浄水ミストの気化作戦で気化式ファン加湿器とやかん沸騰加湿を補っています (^^ゞ
◆ 参考サイト

(豊橋技術科学大学 Press Release 2020年10月15日)
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